冷え症の治療

2017年1月18日

足の冷え 循環障害

段々と寒い日が多く身体が冷える季節になりました。

今回は足の冷えのために夜も眠れない、また下肢の循環障害がある方の治療経過をご報告します。

 過敏性腸症候群

症例

70 女性

何十年も前から下肢に血流障害があり、特に膝から下にはうっ血して皮膚の色が赤黒くなってしまっていました。

浮腫も強く、常に弾性ストッキングを履かれています。

そして足にも常に冷えを感じていて、冷えのために夜も寝れない事が多いそうです。

病院では浮腫の軽減のための利尿剤、血流を改善する漢方を処方してもらっていましたが、一向に改善しないとの事でした。

 

よくよくお話を伺ってみると、外くるぶし辺りから太ももの外側にかけてと、親指の付け根をよくつってしまうとの事でした。

 

また腰の外側から殿部にかけて、もう何十年も痛みがあるけれど、マッサージを受けたり痛み止めを飲んでも全く変わらないとの事でした。

普段は少しでも負担を減らすために、骨盤ベルトをしているそうです。

 

さらに右の肋骨の下の部分(ツボでいう期門)がよくチクチクと痛み、胆石の既往もありました。

 

これらの事から足の冷えの原因は、経絡の胆経と肝経のバランスが崩れ、流れが詰まってしまっているために起こっていると考えられました。

 

 

そこでまずは胆経の丘墟(きゅうきょ)というツボを触ってみると、かなり硬くなっていて過敏な状態だったため、少し触っただけでも痛みが出ました。

 

ちなみにこのツボの部分は、普段こむら返りはあるが、それ以外の時には痛みや違和感は何もないところだそうです。

 

このツボをしっかりと緩めたところ、まず殿部から腰の痛みが半減しました!

腰も伸ばす事が出来て、ご本人もとても驚いていました。

 

そして引き続き硬くて過敏な反応の出ていた、太白(たいはく)、中瀆(ちゅうとく)、環跳(かんちょう)、居髎(きょりょう)、期門(きもん)といったツボを緩めて行きました。

 

そうすると腰の痛みが無くなり、さらには足がポカポカしてきたとの事です。

 

一週間後、経過を聞くと、

治療後から腰や殿部の痛みは出ていないとの事!

そして足も温かくなり、夜も寝られるようになったそうです!

 

さらには両脚のこむら返りの範囲と頻度も減ってきていて、肋骨部のチクチクとした痛みも出ていないとの事でした。

 

 

現在もメンテナンスを兼ねて治療を継続中ですが、痛みやこむら返りも出ず、そして何より脚の血流が改善して皮膚の色が少しずつ改善してきています!

 

 

足の冷え

先日のコラムでは3つの冷えのタイプをご紹介しましたが、今回のケースは「末端型」のタイプでした。

 

今回のケースで詰まりが見られた胆経肝経は、お互いに影響を与え合うことでお互いのバランスを取っている、関連の深い経絡同士です。

 

今回も痛みやこむら返りの症状は主に外側に出ていましたが、よくよく触ってみると内側の部分もバランスを取るために硬く過敏になっていました。

 

この2つの経絡が詰まっていたために冷えを始めとする足の循環障害が現れていたと考えられます。

 

このように「末端型」の冷えでは、気血といったエネルギーや栄養が経絡をスムーズに流れないために起こります。

 

そのため、どの経絡が詰まっているか、お話をよくよく聞き、実際に触診して、その部分を特定していく必要があります。

 

そして大切なことは、症状が出ている所に原因が無いケースがあるという事です。

今回のケースでも、腰の痛みや肋骨部の痛みの原因は主に足首にありました

 

 

ですので痛みに限らず、冷え症などでも触診や問診を通してしっかりと全身の状態を把握して、治療を行っていきます。

 

施術の流れ

ご予約

まずお電話やメールにてご予約を承っています。予約制ですので当院でお待ちする事はなくスムーズにご案内いたします。

ご予約時にお困りの症状とご希望の日時をお伝え下さい。

 

受付

ご来院されましたら、問診票に詳しくお身体の状態を記入して頂きます。

当院では、お着替えを無料で用意してありますので特にお持ち頂く物はございません。

外出先や職場からでもお気軽にご来院していただけます。

 

問診・検査

悩まれている症状の原因を見極めていくためにお身体を触診、検査をしていきます。

当院では自律神経が自然治癒力の鍵を握っていると考えていますので、自律神経測定器によりバランスを測定します。

このデータを元に治療方針をたてます。

 

施術

問診、検査、測定器で得た情報を元に施術を行ないます。

当院では完全使い捨ての鍼を使用してます。衛生面も最大限に注意して行ないますので、ご安心ください。

治療時間は、全身を施術して最大限効果が出るよう確認しながら進めていくため一時間程かかります。コースによっては一時間半と長めもあります。

 

冷え性は体質改善を目的に施術するため一度きりでは完全に治っていかないので週一度のペースでまずはお勧めしています。

 

 

冷え性でお悩みの方は渋谷α鍼灸整骨院へお越し下さい。


Posted by 鍼 渋谷α鍼灸整骨院 東京都 渋谷区 at 18:50 / 院長コラム

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