耳鳴り治療

2017年2月13日

耳鳴り

 メニエール病

耳鳴りは、他の疾患がなければストレスや自律神経の乱れによって起こると考えられています。

慢性の肩こりの方もよく耳鳴りがすると言われますが、筋肉の緊張など自律神経の交感神経優位からの耳鳴りの場合があります。

耳鳴りはメニエール病や突発性難聴など難病の随伴症状にあります。このような難病がある程度回復しても耳鳴りだけが残る方もいます。

耳の疾患として耳の炎症である中耳炎、外耳炎、内耳炎といった炎症が原因で起こるものから原因不明の難病のものまで幅広くあります。

脳腫瘍脳血管の狭窄でも前兆として耳鳴りがあります。ただの耳鳴りと自己判断するよりも一度専門院に診せた方が安心です。

 

耳鳴りの発生メカニズム

大半が自分だけに聞こえる自覚的耳鳴りになります。正確には解明されていませんが、耳鳴りは音の伝わる外耳から入って中耳、内耳、聴神経と伝わっていくこの過程のどこかで異常があると考えられています。

聴神経が聞こえにくさを感度によって調節することでも起きると考えています。音をキャッチしようと感度を上げるため耳鳴りがでるというわけです。
耳鳴りの多くは、難聴の症状も伴って発症すると考えられています。特に内耳の病気ではほとんどが難聴とともに耳鳴り症状が併発すると言われています。理由は内耳の病気により音を聞き取る細胞が破壊されて音を聞き取りづらくるからです。すると、脳は少しの音でもなんとか聞き取ろうとするため脳が過敏に反応して慢性的なキーンという耳鳴り音がするようになるのです。
そうなってしまうと、寝る際など周りの音が何も鳴っていない状態でも普段は気にならないキーンやシーンとする音にも過敏に反応してしまうようになってしまいます。さらにそれは、自律神経の乱れとくに交感神経が優位に働くようになってしまい耳鳴り症状が強く感じられる状態となってしまう悪循環へとつながってしまうのです。
難聴や耳鳴り症状とよく併発することがある症状としてふわふわとしてめまい感や頭痛症状なども感じられることがあります。平衡感覚を主る蝸牛は内耳に存在するため、耳の不具合は平衡感覚の異常をも引き起こす危険性があるのです。また耳鳴り症状で悩んでいる方の多くは首横の筋緊張が強いです。それは、締め付けられるような筋緊張性の頭痛につながることが多いのです。

 

耳鳴りが起こる病気

メニエール病

耳鳴りの他に主症状として発作性の回転性めまいや難聴、頭痛などがあります。

突発性難聴

突発性難聴は耳が聞こえなくなる症状ですが、難聴が治ったけど耳鳴りが残るといった後遺症にあります。

中耳炎

中耳に炎症が起きると耳の痛みや耳鳴りを感じる場合があります。

顔面神経麻痺

耳鳴りや大きく聞こえるなど聴覚の症状を伴うことがあります。

脳腫瘍

聴覚神経や腫瘍ができると耳鳴りが起こります。脳腫瘍の前兆として耳鳴りがあるので、この場合はただの耳鳴りとは違うため早急に病院で治療を受けましょう。

 

 

耳鳴りの東洋医学の考え方

 

耳鳴りも突発性難聴も耳に関係している疾患です。そして東洋医学的ではこれら2つの発生メカニズムは同じです。

ですのでこれらの症状が同時に起こる事もありますし、耳鳴りが起こる前後に突発性難聴が起こる事もあります。

 

ですので発症の原因には大きく分けて2つあり、1つは経絡の詰まり、もう1つは臓器の弱りになります。

 

 

肝の機能障害

 

まずは1つ目の経絡の詰まりについて詳しく説明していきます。

 

経絡には気血が流れていて、この気血が滞りなく全身を巡っていれば不調は出て来ません。

 

そしてこの気血の巡りを調整しているのが「」です。

肝はストレスに非常に敏感で、ストレスを受け続けると機能障害を引き起こします。

肝の機能障害が起こると、気血が全身をスムーズに巡らずに滞って詰まり、痛みや体の様々な部分で不調が起こります。

 

ではなぜ耳鳴りとして症状が現れるのか?

 

それは姿勢や過用、昔の怪我や痛みをきっかけにして、普段から耳周りや顎、首肩周りの経絡が詰まっている状態にあるためです。

この辺りの詰まりは耳の機能に影響します。

ですので普段からこの辺りに詰まりがある状態で、更に肝の機能障害が悪化してくると、結果として耳鳴りという症状が現れてくるのです。

 

経絡の詰まりの場合、高音(キーンとした)の耳鳴りが多く見られます。

 

 

腎の弱り

 

さて、2つ目の原因である臓器の弱りについて説明します。

東洋医学では耳に関連する臓器は「」になります。

ですので腎が弱ると耳鳴りが出やすくなります。

腎が弱る原因として、加齢や大病、長期の服薬、麻酔などが挙げられます。これらは簡単に言うと、体のエネルギーを弱らせるもの達です。

 

耳鳴りでなくとも、歳を取ると耳が聞こえづらくなってくる方もいると思いますが、これも腎の弱りの1つの症候です。

 

腎の弱りだけで耳鳴りが出るケースもありますが、弱っている状態に加えて肝の機能障害による気血の滞りが起こる事で発症する事もあります。

 

腎の弱りが原因の場合、低音(ジーとした)の耳鳴りが多く見られます。

 

自律神経

耳鳴りは他の疾患がなければ原因が解明されていないため自律神経が大きく関係していると考えられています。

交感神経優位になると全身の血管が収縮して血流が悪くなります。この状態が続くと耳の機能低下が起こり耳鳴りに発生するというわけです。

自律神経中枢は脳にあります。ストレスを受けると脳は影響を受けやすいため自律神経も乱れます。

自律神経は大きなストレスや持続したストレスに弱く段々と崩れていきます。崩れた状態が正常だと勘違いすると中々バランスが良い状態には戻れなくなります。

 アキレス腱炎

自律神経療法

当院には自律神経を測定する器械があります。交感神経と副交感神経のバランスを調べて治療方針をたてます。

鍼灸治療は自律神経を整えるのに優れた治療法です。

手足やお腹にあるスイッチ点を上手く刺激すると自律神経を整えられます。最後に頭に鍼治療を行うと脳内血流量が上がるため脳の働きを正常に戻してくれると考えています。

日々の生活習慣や強いストレスによって乱れた自律神経は一度だけの治療で戻ることは難しいです。

一週間に一度のペースで五回程受けていただくと変化してきやすいです。

 

耳鳴りでお困りの方は渋谷α鍼灸整骨院へお越しください。


Posted by 鍼 渋谷α鍼灸整骨院 東京都 渋谷区 at 20:58 / 院長コラム

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