東洋医学的に見た皮膚疾患

2022年12月23日

東洋医学的に見た皮膚疾患

皮膚疾患とは

そもそも皮膚疾患とは肌に何もできていないのにかゆみなど症状が現れる状態のことを言います。

  • じんましん
  • 湿疹・皮膚炎(一般)
  • アトピー性皮膚炎
  • 手湿疹
  • 乾燥肌、皮脂欠乏性湿疹
  • 異汗性湿疹、汗疱(手足の水ぶくれ)
  • かぶれ(接触皮膚炎)

 

これらがよく見られる皮膚疾患となります。

 

外的要因には、化粧品、薬剤や化学物質、花粉・ハウスダスト、ウイルスや細菌・真菌(カビ)、アレルギー物質(アレルゲン)などがあり、これら外的な刺激と日光が組み合わさって起こる皮膚炎もあります。 内的要因には、皮脂の分泌状態や発汗状態、アレルギーやアトピー素因などがあります。

 

治療法はアレルギー反応によって皮膚疾患が出ている場合ステロイド成分を使うことによって過度な炎症を抑えていきます。

細菌が原因の場合は抗生物質を摂取することで症状がおさまっていきます。

また痒みのみの場合は抗ヒスタミン剤を使うことで症状を抑えることができます。

 

東洋医学的に見た皮膚疾患分類

 

皮膚病は大きく4つに分類することができます。

 

・風証

特徴として【痒みを伴う】ことと【患部が広がったり移動をしたりする】ことです

風邪の特徴として体を動き回り一定のところに止まらないといった性質があるため広がったり移動したりします。

またその中でも熱の症状を伴うのか寒の症状を伴うのかによって処置が変わってきます。

 

・湿証

じゅくじゅくとした湿潤傾向にある場合は湿証に分類されます。

特徴的な症状は、びらん、水疱、湿性の腫れ、湿疹などがあります。

この場合は体から余分な水分を出してあげる治療を主に行っていきます。

この証も熱による湿証なのか寒による湿証なのかで治療内容が変わってきます。

 

・熱証

そのままの通り炎症性の症状を伴った皮膚の疾患になります。

特徴的な症状としては患部の発赤、充血、触れた時に熱感を感じる、熱感を伴う腫れになります。

この症状の場合、寒の症状は存在せず熱による症状のみが存在します。

細かく分類分けすると

 

・炎症性充血

・滲出炎症

・化膿性炎症

・出血性炎症

以上が熱証の例として挙げられます。

 

・燥証

皮膚の乾燥が疾患の原因となるものを指しますが、乾燥の原因が血虚からくるものなのか陰虚からくるものなのかで治療が異なります。

血虚性の燥証の場合体内の血不足が原因となって皮膚への栄養供給が失われその結果感想を引き起こしかゆみなどが生じます。

陰虚性の場合、津液(体液不足)の不足によって乾燥が起こり皮膚が痩せてしまうことで潤いが抜けて張りがなくなり、かゆみや炎症を引き起こします。

 

大きく4つに分類しましたが、実際にはこれらが複合して起こることが多いです。

 

また自律神経の乱れが起こることによって外邪の侵入を起こしてしまったり陰虚(体液不足)な状態が起こりやすくなってしまいます。

なるべく食事は栄養バランスが偏ったり睡眠不足、過労ぎみにならないように気をつけて過ごしましょう。


Posted by 鍼 渋谷α鍼灸院 東京都 渋谷区 at 19:22 / 院長コラム

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