2025年2月24日
うつ病とは日常生活に支障が出るほどの強い気分の落ち込み、意欲の低下などの精神症状とともに不眠や身体が常に重だるいなどの身体症状が現れる病気です。
誰しも日常生活で気分が落ち込んだり、憂鬱になることはあるでしょう。
しかし一般的にそのような感情は一時的で、気分転換をしたり、ある程度時間が経過すると
次第に回復していきます。
その一方でうつ病は気分が落ち込むような明らかな原因が思い当たらない事が多く、
気分が回復しなかったり、身体症状が進むと、学校や仕事にいけなくなったりと日常生活で大きな支障が起きるのできちんと治療することが必要です。
うつ病がどのような原理で起きるのか未だにわかりませんが、
脳の神経伝達物質が関係しているといわれています。
具体的に言うと、セロトニン、ノルアドレナリン、ドパミンなどの脳の神経伝達物質が減少することによって感情や意欲の低下が起こります。
また、学校や職場での人間関係のトラブル、受験や仕事の失敗、引っ越し、結婚、出産等
環境が大きく変化するタイミングでストレスが生じ、うつ病を引き起こすきっかけになることが知られています。
うつ病になりやすい性格としては
真面目で自分に厳しく、常に人に気を遣っている、本音を話せないなどがあげられ、
ストレスを受けやすいと考えられます。
意欲の低下、不安感、イライラ、気分が落ち込む
口数が少なくなる、無表情になる など
首肩こり、腰痛、頭痛、倦怠感、
睡眠障害、食欲不振または過食
体の力が抜けないまたは入りすぎる
指先の細かい動きはしづらくなる など
うつ病に対しての一般的な治療だと薬物療法と精神療法がメインになります。
主に使われる治療薬は抗うつ薬と睡眠障害が出ている方には睡眠薬がほとんどです。
この薬は継続して飲む必要があり、日中にだるさなどの副作用も出やすいです。
精神療法には認知行動療法や対人関係療法などのより専門的な治療法があります。
また、経頭蓋磁気刺激治療法(TMS)といわれる、
頭部に、磁気を照射して、脳の働きを正常に戻すことでうつ病を改善する方法などもあります。
ただ効果が一時的だったり、副作用があったり、身体の症状が改善されなかったりと効果は個人差があると思われます。
うつ病の治療に対しては副作用のない鍼灸治療がオススメです。
うつ病になってしまう方はストレスをうまく対処することができず、自律神経の乱れが関係しています。
考えすぎて寝れなくなってしまうメンタル面の要素もあれば、日中元気に動けない、肩や腰が常に痛いなどの身体症状だけが強く出てしまう方もいます。
鍼灸治療は自律神経を整えることに効果があります。
自律神経を整えることで、
睡眠の質が高まったり、体がスッキリして元気になったり、薬などを使わず、自然治癒力の効果で体が変化します。
当院では身体の鍼灸治療に加えて頭の治療に特化したヘッドスパ鍼をうつ病の治療にオススメしております。
頭の治療をすることで脳の神経伝達物質が活性化し、不眠や抑うつ感などの症状に効果があります。
※ヘッドスパ鍼とは?
頭皮に特化した施術メニューになります。
後頭部から前頭部まで頭皮全体に鍼とパルス通電で電気を流します。
・体の症状よりも頭が辛い
・頭皮を緩めてスッキリしたい
という方にお試し頂ければと思います。
販売職に従事。以前から職場の人間関係にストレスを感じていたが、数ヶ月前に上司が変わったことで、業務の負担が増え、強いプレッシャーを感じるようになった。
ここ最近は、何をしても気分が晴れず、仕事中に涙が出ることもある。休日も外出する気力がなく、ベッドから出られない日が続いている。食事をとるのが面倒に感じ、ここ1ヶ月で4kg体重が減少。病院で「うつ病」と診断され、カウンセリングを受けたが、体の不調も改善したいと考え、当院を受診した。
【当院の施術】
自律神経測定を行ったところ、交感神経が過度に優位な状態で、ストレスによる心身の緊張がみられた。首や肩のこりが強く、血流の滞りも確認されたため、自律神経の調整と血流改善を目的に施術を開始。
頭部・腹部・手足のツボに鍼を施し、副交感神経を活性化させることでリラックスしやすい状態を作った。また、首や肩の筋緊張を和らげ、血流を促進することで、不眠や疲労感の改善を目指し、週2回の治療頻度で開始した。
1回目
施術後、体が温まり、少しリラックスできた。
2回目~6回目
夜に眠りやすくなり、日中の気分の落ち込みが軽減。
7回目~11回目
食欲が回復し、少しずつ外出する気力も湧いてきた。症状に良い変化が出てきたため週1回の治療で経過観察を行う。
12回目
以前よりも前向きな気持ちになり、仕事中のストレスも減少。2週間に1回のメンテナンス治療へ移行。
Posted by 鍼 渋谷α鍼灸院 東京都 渋谷区 at 13:32 / 院長コラム