【症例】耳管開放症

2021年10月29日

耳の詰まった感じが起こる 耳管開放症の鍼灸治療

50代女性

20年来耳管開放症に悩まされおり、もう治ることがないと諦めかけていたところで友人が当院のホームページを見つけて一度試しにと勧められてご来院された。

20年前、仕事と育児に家事ととても忙しい日々を過ごしており、忙しすぎて食事もあまりとることができずに日に日に体重は減少していった。

最初は自然と体重が減ることが嬉しかったが、それと同時に耳の違和感を覚えるようになった。

そんな時、ある朝起きてみると耳がふさがったような感覚と自分の声が妙に響くことに気づき、ちょうど飛行機の中にいるような感覚が常に出るようになってしまった。

病院で診てもらっても特に原因がわからず、規則正しい生活を送ることと働きすぎをやめるように言われた。

それ以来症状を抱えながら生活を送っていたが、体調の変化や気候の変化に敏感に反応して症状が強く出る時があり、その度に病院を変えて診断を受けていた。ここ最近病院を受診したところ耳管開放症と診断された。

 

治療

病院では漢方と血流改善薬の西洋薬を処方されて服用していたがあまりよくならなかった。

当院では、まずお身体の状態・自律神経のバランスを測定を行った。測定した結果交感神経の活動が亢進しており、自律神経のバランスが乱れているという結果が出た。また耳の後ろの胸鎖乳突筋の緊張がとても強いことが触診で見つかった。

まず、全体治療として自律神経のバランスを整えることから始め、次に頸肩の筋肉の筋緊張緩和特に胸鎖乳突筋の筋緊張緩和を行い、そのあと耳周りの血流改善のため耳周りの経穴を用いて施術った。

7回目の治療後まで症状の変化は特にみられなかったが、8回目の治療後天気の悪い日はまだ耳塞感や自分の声が響く感じがするが天気の良い日は少しずつ変化みられて症状が軽くなってきたように感じた。

それから症状の波があるにしても施術回数を重ねていくたびに症状が軽くなり、16回の施術で症状がほぼなくなったので終了した。

施術間隔は最初の1か月ほどは3~4日に1回ほどのペースでそれからは週に1回ほどのペースで施術を行った。

 

30代女性

2年ほど前に耳管開放症を発症し、耳の詰まり感と自分の声が響いてしまい会話がしにくい状態に悩まされている。耳鼻科での投薬もあまり効果が出ず当院へ来院された。

数年前から仕事が忙しく、慢性的に疲労感が抜けない状態が続いており、そのためか全身の緊張が強く特に頭と首肩に強い緊張を感じている。

治療

自律神経測定器では肉体的ストレスと交感神経が高い結果となったため、まず仰向けに寝てもらい自律神経を整える施術から行った。

次にうつ伏せになってもらい、頭・首肩背中の緊張を取る施術を行い、最後に耳に対する治療を行った。

1回目の施術の翌朝に怠さが出たが1時間ほどで治まった。耳の状態は大きくは変わらなかったが、身体が軽く感じ快適に過ごすことができた。

3回目の術後から耳の状態に変化が出始めた。1週間に2〜3日は耳が気にならない日が出てきた。

6回目の施術で耳の症状はほぼ気にならなくなった。現在は月に1度施術を行い、体調管理を行っている。


Posted by 鍼 渋谷α鍼灸院 東京都 渋谷区 at 13:35 / 院長コラム

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