【症例】眼精疲労 目の奥の痛み

2021年11月2日

目の奥の痛み 頭痛が起こる 眼精疲の鍼灸治療

30代 女性

仕事が忙しく、睡眠時間を削って働いていた。デスクワークによるPC作業が多く目の負担も大きかった。

数日前から強い眼精疲労によりPC画面を見ていられない状態になり、目の奥に痛みを感じ始めので、都内の鍼灸院をいくつか受診したが相性が悪く効果を感じなかったため当院へ来院された。

もともとは地元(他県)の鍼灸院に通っていたがコロナの影響もあり、半年ほど行けていなかった。

治療

1回目

頭部、目の周囲、首肩、背中、腰と全身に強い緊張があった。

特に眉毛の辺りの緊張が強く、これらの緊張を取り除くことを目標とし治療を行った。

鍼灸を長年受けており刺激に慣れていたのでしっかりと響きを与え治療を行うことができた。

術後は目の奥の痛みも消え視界もクリアになった。

2回目

前回の術後は目の奥の痛みは感じなくなったが、忙しかったため眼精疲労と首肩背中に強いコリを感じる。特に首がコリ過ぎて側屈がしにくい状態になっている。

前回よりも刺激を上げて欲しいと本人からの希望により、太い鍼を使い施術を行った。術後に鍼の感覚が残るがそれくらいがちょうど良いとおっしゃられた。

術後は首の可動域も改善し、視界がクリアになった。

 

この方は、今後しばらくは定期的に通い眼精疲労だけではなく全身のケアをしていきたいということで現在も週に1度のペースで通っていただいております。
眼精疲労の場合は目の周囲の施術だけではなく首肩、背中、場合によっては全身を含めた治療が必要になります。
特にデスクワークの方は慢性的な眼精疲労を感じやすいので定期的なメンテナンスをおすすめします。

 

20代 男性

多忙によって睡眠不足に加え、長時間のデスクワークのために慢性的に眼精疲労を強く感じている。

普段は整体やマッサージに通っているが、知人の紹介で鍼が効くと言われ来院された。

首や肩、背中にも常にコリを感じているのでそちらもどうにか解消したい。

治療

1回目

まず鍼が初めてということもあって仰向けに寝てもらい、軽めの刺激で頭や手足に鍼をし、全身をリラックスさせる施術を行った。

その後うつ伏せに寝てもらい首肩背中、ふくらはぎに鍼をし、気になっている首肩背中のコリを取る施術を行う。

最後に鍼が大丈夫そうなので目の周囲と頭に鍼をし、眼精疲労に対するアプローチを行った。

術後は身体が軽くなり、視界もはっきり見えるようになった。

2回目

2週間後に来院された。

前回の術後10日くらいは眼精疲労を感じなかったが、ここ2日ほど寝不足が続き前回ほどではないが眼精疲労がある。

前回と同じように施術を行った。

鍼の反応がよく、術後は身体の軽くなり、視界も明るくなった。

今後は現在の体調を維持したいということで、1ヶ月に1〜2回の頻度で施術を行っていく。


Posted by 鍼 渋谷α鍼灸院 東京都 渋谷区 at 12:57 / 院長コラム

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